No.14
技術名称 |
災害調査用地上/空中複合型ロボットシステム |
技術概要 |
災害時の初動調査および情報収集を実現するシステムとして、地上移動型と 空中飛行型のロボットを、それぞれの利点や特徴を活かした複合的な形態で 活用する災害調査用地上/空中複合型ロボットシステムの形で実現し、さらに 収集した情報の可視化や災害情報データベースまで含めた総合システムと して運用する。 |
適用分野 ■:対象 □:非対象 |
災害調査 ■土砂崩落把握 ■土砂等計測 □引火性ガス把握 □トンネル内把握 |
技術特徴 |
【全般】災害時の初動調査および情報収集を実現するシステム。 【ヘリ】ベースは汎用製品を採用し、ライフサイクルコストを抑制。 【データ解析】 ・収集データを解析し、2 次元/3 次元空間モデルを生成し、地図システム上に 可視化。 ・電磁気探査法システムを用い、地盤内部の透水性の不均質性を定性的に考 慮した災害危険性を評価し可視化。 ・簡易式サンプル採取、地質電磁探査プローブによる水分量を調査。 |
移動手法 |
【ヘリ】 ・Propo による遠隔操作 ・座標/高度/速度等の飛行計画入力による半自律/自律移動 |
操作方法 |
【ヘリ】 ・Propo による遠隔操作(ヘリ/車両) ・GPS/気圧/加速度センサーに基づく、半自律/自律移動 |
情報取得方法 |
【ヘリ用】 ・光学カメラ ・電磁気探査法システム 【車両用】 ・3 次元レーザースキャナー ・簡易式サンプル採取、地質電磁探査プローブ |
取得情報の 整理・分析方法 |
・2 次元モザイキング生成及びGIS 重畳 ・3 次元空間モデル生成 ・電磁探査法システムによる解析 |
コメント※ [要素検証技術]
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検証項目:[1]地形の変化や状況を把握するための高精細な画像・映像や地形 データ等の取得ができる技術
検証場所:桜島黒神
実用化に向けて、それぞれの要素での課題を整理し、適した対策を行うことが 望ましい。 また、開発スケジュールと本現場検証のスケジュールとの整合性について明確 にする必要がある。 |
検証項目:[2]土砂等の状況を判断するため、例えば、土砂や火山灰等の含水 比や透水性、密度・内部摩擦角・粘着力、貫入抵抗、火山灰につ いては堆積深等の計測ができる技術
検証場所:桜島黒神
実用化に向けて、それぞれの要素での課題を整理し、適した対策を行うこ とが望ましい。 また、開発スケジュールと本現場検証のスケジュールとの整合性について 明確にする必要がある。 |
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応募者 |
株式会社 日立製作所 ディフェンスシステム社 |
共同開発者 |
株式会社 エンルート、八千代エンジニアリング株式会社、 独立行政法人 産業技術総合研究所 |
連絡先 |
東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル 電話:03-4564-3127、 FAX:03-4564-4010 Email:kazuhiko.tanimura.ws@hitachi.com (担当:谷村 和彦) |
詳細情報リンク | http://www.enroute.co.jp/ |
※公募要件に対する部会としての評価ではない。ただし、要素検証技術の確認に部会の委員が立会った場合は記載。
【参考図 等】
【技術特徴】
【ヘリ】ベースは汎用製品を採用し、ライフサイクルコストを抑制。
【静止画】
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