災害調査部会

No.8

技術名称

統合型UAV災調査システム

技術概要

遠隔操作または自動航行により飛行が可能な2 種類のUAVを同時に運用

することで、それぞれのUAVの長所を生かし、広域だけでなく狭隘部にわた

る地形の変化や状況を把握するための高精細な画像・映像や地形データな

どを取得できる統合型UAV災害調査システムである。

UAVは高精度な測位機能、無線センサ端末を投下設置、探索、データを取

得し、UAVを介して基地局に送信する機能、土砂や火山灰を採取する機能

も有する。

適用分野

災害調査

 ■土砂崩落把握  ■土砂等計測  □引火性ガス把握  □トンネル内把握

技術特徴

遠隔操作または自動航行により飛行が可能な2 種類のUAV を同時に運用

することで、それぞれのUAV の長所を生かし、広域だけでなく狭隘部にわた

る地形の変化や状況を把握するための高精細な画像・映像や地形データな

どを取得できる統合型UAV 災害調査システムである。

UAV は、高精度な測位機能、無線センサ端末の投下設置・探索・データ取

得機能、UAV を介して基地局に送信する機能、土砂や火山灰を採取する

機能も有する。

移動手法

現場までは、ワゴン車で無人ヘリ等の計測装置を運搬し、基地局からは、

2 種類のUAVを離発着させ、低空(対地高度:10~150m程度)から必要

範囲を計測する。

情報取得

方法

情報取得は、以下の3 種類の方法で行う。

【高精細画像・映像・地形データ計測】:無人ヘリによる航空レーザ測量、リア

ルタイム映像確認による高精細画像・映像の撮影

【動態モニタリングセンサによる地表面変動の把握】:無人ヘリによる動態モ

ニタリングセンサの運搬・設置、小型UAV による地表面変状データの回収

【土砂採取装置(マニピュレータ)による火山灰等の採取】:無人ヘリによる土

砂採取装置の運搬・設置・回収による火山灰の採取

取得情報の

整理・分析

方法

【高精細画像・映像・地形データ計測】:3 次元地形データの取得、既往データ

との比較による土砂変動量調査、高精細画像(座標付き)や動画映像による

危険箇所の抽出

【動態モニタリングセンサの運搬・設置による地表面変動の把握】危険箇所に

設置した動態モニタリングセンサの地表面変状(X,Y,Z 方向の角度変化)の把握

【土砂採取装置(マニピュレータ)による火山灰等の採取】立入り禁止区域内の

火山灰採取

総合評価

[実用検証技術]

検証項目:[1]地形の変化や状況を把握するための高精細な画像・映像や地形

                        データ等の取得ができる技術


検証場所:桜島黒神

 

検証範囲1および2において無人ヘリコプターで画像・映像・地形データが取得

できた。ただし、無人ヘリコプターの火山灰の影響が想定される現場状況には

対応できない。

コメント※

[要素検証技術]

検証項目:[2]土砂等の状況を判断するため、例えば、土砂や火山灰等の含水

                        比や透水性、密度・内部摩擦角・粘着力、貫入抵抗、火山灰につ

                        いては堆積深等の計測ができる技術

 

検証場所:桜島黒神

 

少量の土砂採取はできたが、必要量の採取はできず、また、採取機構の

設置時の安定感に欠ける。実用に向けて採取方法の検討を期待する。

応募者

中電技術コンサルタント株式会社
共同開発者 ヤマハ発動機株式会社、

次世代建設データ通信測位協議会(代表:茨城工業高等専門学校)

連絡先 広島県広島市南区出汐二丁目3番30号

電話:082-256-3347、 FAX:082-254-2496

Email:araki@cecnet.co.jp

 

※公募要件に対する部会としての評価ではない。ただし、要素検証技術の確認に部会の委員が立会った場合は記載。


 

【参考図 等】

【情報取得方法】

【取得情報の整理・分析方法】

【静止画】