橋梁維持管理部会

No.17

技術名称

損傷検知装置

副題

健全部の打音を基準として損傷部を検知する打音検査装置

技術概要

 本技術は、荷役作業で使われる車載型クレーン「UNIC」と打音検査装置で

構成される。

打音検査装置は、被験部への打撃力を計測し適正な入力を監視、集音は環境

ノイズを抑えるカバー構造により高S/N 比で打音を採り込む。打音分析法の

AR-HMM は、打撃による非定常な駆動の影響を除去し、コンクリート内部の

状況を反映した音響的特徴を比較的安定に抽出可能である。更に、現場ごと

に健全部の打音を学習し評価基準を設定する為、様々な現場で損傷部の打音

変化度合を評価可能である。

適用分野

 ■:対象

 □:非対象

橋梁維持管理
   □近接目視(鋼橋)         □近接目視(コンクリート橋)  □近接目視(床版)
   □打音検査(鋼・コンクリート橋)  ■打音検査(床版)  □点検者の接近手段

技術特徴

・打音位置へのポジショニングは、橋桁の2点をティーチングすることで、熟練

  者でなくても現場の主桁、横桁に沿って簡単に操作できる。

・環境ノイズを抑えるカバー構造および収集音から機械作動音を除去すること

  で、高S/N比の打音データを作成する。

・音響分析では、打音からAR-HMM のパラメータを推定し、その中から適切な

  パラメータを選択することで、打撃の影響を除去し、コンクリート内部の状況を

  反映した音響的特徴を抽出する。

・現場ごとに健全部の打音を学習し評価基準を設定することで、様々な現場で

  損傷部の打音変化度合を評価可能とする。

・打音検査した位置において、分析結果が損傷と認められた場合、その場で

  打撃した検査位置をマーキングすることで、損傷位置とマーキング位置のズ

  レが生じない。

移動手法

(飛行系等)

車両走行系

操作手法

(遠隔、 自立、

 半自立)

遠隔操作

情報取得

方法

(複数カメラ、

広視野カメラ、

赤外線検出器、

打音検査機 等)

・打音検査 : 力センサにより打撃力を管理、マイクによって打音収集

 

・損傷位置 : カメラによりマーキングを施した損傷部位を撮影

取得情報の

整理・分析方法

(リアルタイム

動画、オルソ

画像、

3D データ 等)

マーキングした損傷部位を含む床版画像からマーク位置を抽出して、損傷写真、

損傷図のデータを作成、保存する。

 コメント※

[要素検証技術]

検証項目: [5]鋼橋・コンクリート橋の床版において、「うき」について点検要領に

                         基づく打音検査の代替または支援ができる技術・システム


検証場所:国総研内橋梁

 

[実施内容]

要素技術検証として、専用車両のアーム先端に打音センサーを取り付けたロ

ボットシステムの動作実験と損傷(うき)検出の確認実験を実施した。

[コメント]

・打音によりうきを検出する実験では、調査精度は高い。

・作業速度の向上が望まれる。

応募者

古河機械金属株式会社

共同開発者 独立行政法人 産業技術総合研究所
連絡先

古河機械金属株式会社  研究開発本部 技術研究所  湯浅

TEL:029-839-5105、  FAX:029- 838-2432

 

※公募要件に対する部会としての評価ではなく、実施内容と要素技術の確認に立ち会った部会委員等からのコメントを

記載している。

 

 

【参考図 等】

【静止画】

古河機械金属01
古河機械金属01

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古河機械金属02
古河機械金属02

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【動画】

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