橋梁維持管理部会

No.3

技術名称

小型無人飛行装置による橋梁点検支援技術

技術概要

UAV(無人小型飛行体)にカメラを設置し、遠隔操作により橋梁本体に近接し、

ライブモニタにより損傷の状況を確認するとともに、写真撮影を行い点検の

結果を記録するものである。

適用分野

 ■:対象

 □:非対象

橋梁維持管理
   ■近接目視(鋼橋)         ■近接目視(コンクリート橋)  ■近接目視(床版)
   □打音検査(鋼・コンクリート橋)  □打音検査(床版)  □点検者の接近手段

技術特徴

点検箇所へ機体を近接させて近接目視の代替または支援を行う技術。機体は、

は、空中でほぼ同じ位置で回転することができるため小回りが利く。機体に搭

載しているカメラは、2秒に1 枚のインターバル撮影が可能で点検箇所を撮り忘

れることが少ない。また、機体にプロペラガードを搭載しているため軽度の衝突

には耐え得ることができる。

移動手法

(飛行系等)

上空が覆われている場合:マニュアル操作。

上空が開けている場合:GPS ホバリングが可能。また、自動飛行も可能。

操作手法

(遠隔、 自立、

 半自立)

点検箇所へはプロポでマニュアル操作を行い、近接する。上空が開けている

箇所ではGPS を取得でき自動飛行が可能。機体を操作中にプロポでバッテ

リーの残量や高度などを確認できる。そのため、バッテリー切れによる墜落の

心配はない。

情報取得

方法

(複数カメラ、

広視野カメラ、

赤外線検出器、

打音検査機 等)

機体の上向きジンバルにミラーレス一眼カメラを搭載。2~4 秒に1 枚のイン

ターバル撮影が可能。また、ビデオカメラ等の他のデバイスの搭載が可能。

暗所撮影の対応としてLEDライトを搭載し、プロポでON/OFF の操作が可能。

取得情報の

整理・分析方法

(リアルタイム

動画、オルソ

画像、

3D データ 等)

橋梁点検に利用できる写真撮影の支援技術であり、取得した写真は、橋梁定期

点検要領に準拠して、人力で選別を行い、調書作成を行う。

ひび割れについては、別の技術(ソフトウェア)を用いて、画像解析を行うことに

より、判別可能な場合がある。

総合評価

[実用検証技術]

検証項目:[1]鋼橋において、桁の「腐食、亀裂、破断、ゆるみ・脱落、 防食機

                       能の劣化」について、点検要領に基づく近接目視の代替または

                       支援ができる技術・システム

                 [2]コンクリート橋において、桁の「ひび割れ、剥離・鉄筋露出、漏水・

                       遊離石灰、うき」について、点検要領に基づく近接目視の代替ま

                       たは支援ができる技術・システム

                 [3]鋼橋・コンクリート橋の床版において、「床版ひび割れ、剥離・鉄

                       筋露出、漏水・遊離石灰、抜け落ち、うき」について、点検要領に

                       基づく近接目視の代替または支援ができる技術・システム


検証場所:新浅川橋、浜名大橋

 

・風の影響を受けやすく、安定した飛行ができなかった。

・写真は比較的鮮明であるが、損傷評価には十分ではない。

・損傷状況の調査精度は低く、床版ひびわれや漏水・遊離石灰などを十分に

  把握できていない。精度向上が望まれる。

・写真判読技術の向上が望まれる。

応募者

株式会社 アスコ

共同開発者
連絡先

調査診断部 木下 渉(きのした わたる)

TEL:06-6444-1688、 携帯:080-3827-1705

 

【参考図 等】

【静止画】

アスコ01
アスコ01

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アスコ02
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【動画】

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