応急復旧部会

No.4

技術名称

ポータブルサイフォン排水

副題

河道閉塞箇所における緊急排水システム

技術概要

 土砂崩落による河道閉塞の現場では、周辺道路が寸断され、車両で

現地に近づくことが困難な場合が多い。そのため、重機や資機材が搬入

できず、排水作業がすぐに開始できないという問題があった。

本技術は、重機を必要とせず、人力のみで迅速に排水装置を設置でき、

排水作業の応急対応を開始することができる。また、サイフォン原理を

利用した排水システムであるので、排水を無動力で行うことができ、燃料

供給が不要である。

対象技術

 ■:対象

 □:非対象

災害応急復旧

   掘削等  排水  情報伝達

技術特徴

●人力で、迅速に、排水装置を設置

・全ての部材を軽量化し、人力作業のみで排水装置を設置します。

・資機材輸送後、約6時間で緊急排水を開始します。

 

●無動力排水、24時間連続排水

・サイフォンの原理を利用して、無動力で排水します。

・燃料供給が不要なので、昼夜連続で排水します。

 

●排水作業の自動運転

・サイフォン排水の起動、一時停止、再起動を自動制御します。

・水位計で湛水池の水位上昇を検知します。

 

●優れた排水能力

・排水装置8セットで、従来の排水ポンプ車1台分と同等の排水量

 (30m3/分)を有します。

・吸い上げ揚程は7.0mです。

 

●遠隔地での運転監視

・運転状況(正常、異常)を定期的にメール配信します。

操作方法 ・自動運転システム

・各カ遠隔監視システム

情報取得方法

・フロート式水位計による湛池の水位計測

総合評価

[実用検証技術]

検証項目:[2]土砂崩落による河道閉塞において、人の立入りが困難若しく

                        は人命に危険を及ぼす災害現場の「排水作業の応急対応」が

                        できる技術・システム


検証場所:雲仙普賢岳、多摩川 二ケ領宿河原堰


・資機材の小型化・軽量化、自動運転システムの構築がなされた技術であ

  り、被災箇所での適用性が高い。災害時における緊急排水技術の一つと

  して、本技術の試行的導入の検討を推奨する。

・ただし、サイフォン技術を用いることから揚程や水位差などの現場条件に

  制約があること、被災箇所での設置作業は人力で行う必要があることに

  留意する必要がある。

応募者

株式会社大林組

共同開発者

株式会社ダムドレ

連絡先 東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟
電話:03-5769-1302  FAX:03-5769-1547

 

【参考図 等】

【静止画】

大林組1
大林組1

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大林組2
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大林組3
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【静止画】

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